女性にとって、子供時代の父親との関係が、将来の男女のパートナーシップに多大な影響を与えると言われている。
私は、父親との関係は悪くないと思っていなかったので、他人事のように流していたが、年齢を重ねるにつれ、温泉に入っているような「ポカポカ」としたあたたかさを与えてくれる人より、ジェットコースターに乗っているような「ハラハラヒリヒリ」とした冷たさを与える人に惹かれることに気づき、自分の子供時代を丁寧に振り返ってみて愕然とした・・・。
私は、父親から自分が欲しい愛情を全くもらえずに大人になってしまったのだ・・・・。
私の父は子供に無関心で、歩くペースも合わせてくれず、スタスタ先に歩いて行ってしまうような人だったから・・・。
大人になってから、姪っ子が弟にベタベタしている姿を見て、義理の兄が自分の娘をお姫様のように可愛がる姿を見て、羨ましくて仕方がなかった・・・。
私も、こんな子供時代を過ごしたかったと・・・。
子供時代の私は、父との関係を通して、大好きな人に振り向いてもらえない切なさを常に感じていたのだろう。
そして、「ヒリヒリする感覚があるのが愛」と誤解してしまったのだ。
そのことに気づいたことは、私にとって大きな進歩で、私に「ヒリヒリ」を与えそうな人から自然に距離をおけるようになった。