「油揚げ」と「厚揚げ」は、どちらも豆腐を揚げて作られる食品です。違いは、「中まで火を通すかどうか」です。
「中まで火を通すかどうか」の違い | 別名 | |
油揚げ
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中まで火を通す | 薄揚げ:水切りをし、薄切りにした豆腐を油で揚げるため |
厚揚げ
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中まで火を通さない:表面のみ揚げる | 生揚げ:厚切りにした豆腐を揚げるが、揚げるのは表面のみで、中は生のままのため |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「油揚げ」と「厚揚げ」の違いとは?
読み方
油揚げ・・あぶらあげ
厚揚げ・・あつあげ
油揚げと厚揚げの違い
違い | |
油揚げ | 中まで火を通す |
厚揚げ | 中まで火を通さない |
カロリーの違い
カロリーの違い(100gあたり) | |
油揚げ | 410kcal |
厚揚げ | 150kcal |
「油揚げと厚揚げの違い」の覚え方
「油揚げと厚揚げの違い」は、「厚い方が厚揚げ!」と覚えておけば、今後は簡単に区別できます!!
「油揚げ」と「厚揚げ」:作り方の違い
「油揚げ」の作り方
水切りした木綿豆腐を薄切りにし、中によく火が通るまで揚げる。2〜3度繰り返し揚げることで、内側までパリパリに揚がり、中には空洞ができる。
「厚揚げ」の作り方
厚切りにした木綿豆腐を、外側だけ揚げる。中まで火を通さないため、豆腐の食感が残っている。
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」の違い
「油揚げ」も「厚揚げ」も通常「木綿豆腐」が使われますが、「絹ごし豆腐」で作られた「厚揚げ」を作っている会社もあるそうです。
「絹ごし豆腐」で作られた「厚揚げ」は「絹厚揚げ」と呼ばれ、絹ごし豆腐ならではの、滑らかな食感が楽しめるそうです。
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」の違いは、以下の通りです。
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」:作り方の違い
作り方の違い | |
木綿豆腐 | 穴の空いた型箱に木綿の布を敷き、にがりで固めた豆乳を崩しながら流し入れ、重しをして水分を絞り出しながら固める。 |
絹ごし豆腐 | 穴のない型箱に、濃いめの豆乳とにがりを直接流し込み、水を切らずにそのまま固める。 |
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」:栄養価の違い
栄養価の違い | |
木綿豆腐 | 水分を絞り出して凝縮しているため、栄養分も圧縮。タンパク質、カルシウム、鉄分は「絹ごし豆腐」より2〜3割多く含まれる。 |
絹ごし豆腐 | 木綿豆腐は水分を絞り出すため、水溶性の栄養分が水分と一緒に流れ出してします。そのため、ビタミンB群やカリウムなど、水溶性の栄養素は、「木綿豆腐」より多く含まれる。 |
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」:食感の違い
食感の違い | |
木綿豆腐 | しっかりとした、かための食感。 |
絹ごし豆腐 | 圧力をかけないため、やわらかく、絹のようになめらかな食感。水分量も多い。 |
サマリー
- 「油揚げ」と「厚揚げ」は、どちらも豆腐を揚げて作られる食品です。
- 違いは「中まで火を通すかどうか!」
「中まで火を通すかどうか」の違い | 別名 | |
油揚げ
|
中まで火を通す | 薄揚げ:水切りをし、薄切りにした豆腐を油で揚げるため |
厚揚げ
|
中まで火を通さない:表面のみ揚げる | 生揚げ:厚切りにした豆腐を揚げるが、揚げるのは表面のみで、中は生のままのため |