違いと使い分け!

合わせてと併せての違いは「1つにする」か「同時にする」かだけ!

合わせて」と「併せて」の違いは、「複数のものを1つにまとめる」か「複数のことを同時に行う」かだけです。

  使い分け

意味の違い

合わせて 複数のものを1つにまとめることを表す時に使われる

一緒にして

  • 力を合わせて結果を出す。
  • 支払いを合わせてする。
併せて 複数のことを、同時に行うことを表す時に使われる

同時に

  • 資料の確認と訂正を併せてお願いします。
  • 商品と明細の確認を併せてお願いします。

また公文書では、使い分けのルールが決められています。

公文書の使い分けルール
一致させる」という意味の動詞 合わせて」を使う
並行して」という意味の副詞 併せて」を使う
接続詞の場合 あわせて」を使う

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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「合わせて」と「併せて」の違いとは?

使い分け

  使い分け
合わせて 複数のものを1つにまとめることを表す時に使われる
併せて 複数のことを、同時に行うことを表す時に使われる

読み方

合わせて・・あわせて
併せて・・あわせて

意味の違い

  意味の違い
合わせて 一緒にして
併せて 同時に

公文書では使い分けのルールが決められている!

公文書では、以下のような使い分けのルールが決められています。

公文書の使い分けルール
一致させる」という意味の動詞 合わせて」を使う
並行して」という意味の副詞 併せて」を使う
接続詞の場合 あわせて」を使う

「合わせて」と「併せて」のそれぞれの意味

「合わせて」の意味

合わせて」とは、「2つ以上のものを、1つにまとめること」または、「基準となるものと一致すること」を表す時に使われる言葉です。

    • みんなの所持金を合わせて支払うことにした。
    • 洋服の色と靴下の色を合わせてコーディネートした。
    • 友人の好みに合わせて、お土産を買った。
    • ピアノの伴奏に合わせて、みんなで合唱した。
    • 天気に合わせて、旅行の持ち物を準備した。

 

「併せて」の意味

併せて」とは、「2つ以上のことを、同時に行うこと」を表すことばです。

  • お送りした2つの資料を、併せてご確認お願いします。
  • 書類が届きましたら、先日送付したメールと併せてご確認をお願いします。
  • 申込書の記入と併せて、アンケートへのご協力もお願いします。

 

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サマリー

  • 合わせて」と「併せて」の違いは、「複数のものを1つにまとめる」か「複数のことを同時に行う」かだけ!
  • 公文書では、使い分けのルールが決められている。
  使い分け 意味の違い
合わせて 複数のものを1つにまとめることを表す時に使われる

一緒にして

  • 力を合わせて結果を出す。
  • 支払いを合わせてする。
併せて 複数のことを、同時に行うことを表す時に使われる

同時に

  • 資料の確認と訂正を併せてお願いします。
  • 商品と明細の確認を併せてお願いします。
公文書の使い分けルール
一致させる」という意味の動詞 合わせて」を使う
並行して」という意味の副詞 併せて」を使う
接続詞の場合 あわせて」を使う