「サイダー」と「ソーダ」の違いは、以下の通りです。
味の有無 | 意味の違い | 使い分け | |
サイダー | 有 | 甘い清涼飲料水 | 味がついているものに使われる |
ソーダ | 無 | 炭酸水 | 味がついていないものに使われる |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「サイダー」と「ソーダ」それぞれの意味
「サイダー」の意味
「サイダー」の意味は、「炭酸水に甘味料や酸味料、香料などを加えたもの」です。
語源は、りんご酒を意味するフランス語の「cidreシードル)と言われています。
「ソーダ」の意味
「ソーダ」の意味は、「炭酸水全般」です。炭酸ガスが溶け込んだ水のことを指します。
そのため、「サイダー」はソーダ水の一種になります。
「ソーダ」は炭酸水なので、そのままでは味がありません。
「サイダー」と「ラムネ」って何が違うの?
「サイダー」と味がそっくりなものに「ラムネ」があります。実際、「サイダー」と「ラムネ」は中身は一緒です。違いは、「ビー玉が入っているかどうか」だけです。
違い | 違い(語源) | |
ラムネ |
ビー玉が入っているもの |
レモン水を意味するレモネード(lemonade)がなまったもの |
サイダー | ビー玉が入っていないもの | りんご酒を意味するフランス語のシードル(cidre) |
ラムネの瓶にビー玉が入っている理由は?
「ラムネ」は、元々イギリスで生まれた炭酸飲料で、昔はコルク栓で蓋をしていました。
ところが、これではうまく密封できず炭酸が抜けてしまったため、1872年にハイラム・コッド氏がガラス玉で栓をする方法を考案しました。
つまり、炭酸が抜けないようにするために、瓶にビー玉が入れられています。
サマリー
「サイダー」と「ソーダ」の違いは、味がついているかどうかだけです。
味の有無 | 意味の違い | 使い分け | |
サイダー | 有 | 甘い清涼飲料水 | 味がついているものに使われる |
ソーダ | 無 | 炭酸水 | 味がついていないものに使われる |