違いと使い分け!

迷ったら「海老」を使えば間違いない!「海老」と「蝦」の違い!

「海老」と「蝦」の違いは、「常用漢字」か「常用外漢字」かです。定まった使い分けルールもなく、厳密な使い分けが難しい言葉でもあるので、迷った時は「海老」を使えば間違いありません。

違い 使い分け 意味の違い
海老 常用漢字 常用漢字を使わないといけない時に使う

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
主に海底を歩く大型のエビに対して使われる

  • 伊勢エビなど
常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる 主に水中を泳ぐ小型のエビに対して使われる

  • 車エビ
  • 甘エビ
  • ボタンエビなど

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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「海老」と「蝦」の違いとは?

読み方

海老・・えび
・・えび

意味の違い

意味の違い
海老

主に海底を歩く大型のエビに対して使われる

  • 伊勢エビなど

主に水中を泳ぐ小型のエビに対して使われる

  • 車エビ
  • 甘エビ
  • ボタンエビなど

「海老」は日本で作られた言葉?

海老」は、日本で作られた言葉です。「エビ」の長いひげ曲がった腰老人のように見えることから作られた当て字です。

一方「」は中国から伝わった漢字です。「」は台湾などで使われている「繁体字」で、中国本土などで使われる「簡体字」では「」になります。

「海老」と「蝦」の使い分け

海底を歩くエビは「海老」水中を泳ぐエビは「蝦」という区別はありますが、定まった使い分けルールもなく、厳密な使い分けが難しい言葉でもあるので、迷った時は「海老」を使えば間違いありません。

違い 使い分け
海老 常用漢字 常用漢字を使わないといけない時に使う

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる

「エビ」を表す英語は「Lobster」「Crayfish」「Prawn」「Shrimp」の4つ!

「エビ」を表す英語は4つあります。大きさハサミの有無で使い分けされています。

  1. Lobster(ロブスター)
  2. Crayfish(クレイフィッシュ)
  3. Prawn(プローン)
  4. Shrimp(シュリンプ)

4つの「エビ」の違いは以下の通りです。

英語表現 大きさの違い ハサミの有無
1、Lobster( ロブスター):オマールエビ 大型のエビ

ある

2、Crayfish(クレイフィッシュ):伊勢エビ


3、Prawn( プローン) 中型のエビ ない

4、Shrimp( シュリンプ)

 

小型のエビ

「Lobster(ロブスター)」と「Shrimp(シュリンプ)の違い

日本で「エビ」を表す言葉としてよく使われるのは、「ロブスター」と「シュリンプ」です。

この2つの違いは、以下の通りです。

違い ハサミの有無
ロブスター 主に海底を歩く大型のエビ ある
シュリンプ 主に水中を泳ぐ小型のエビ ない

 
 

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サマリー

  • 「海老」と「蝦」の違いは、「常用漢字」か「常用外漢字」か!
  • 定まった使い分けルールもなく、厳密な使い分けが難しい言葉でもあるので、迷った時は「海老」を使えば間違いない。
違い 使い分け 意味の違い
海老 常用漢字 常用漢字を使わないといけない時に使う

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
主に海底を歩く大型のエビに対して使われる

  • 伊勢エビなど
常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる 主に水中を泳ぐ小型のエビに対して使われる

  • 車エビ
  • 甘エビ
  • ボタンエビなど