「永遠」と「永久」は、両方とも「ある状態が限りなく続いていくこと」という意味を持ち、違いはありません。
しかし「永遠」にだけ、「時代を超えて存在する」という意味があるという違いがあります。
意味の違い | 使い分け | |
永遠 |
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永久 | ある状態が限りなく続いていくこと | 永久の愛、永久の名曲という使い方はしない |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「永遠」と「永久」の違いとは?
読み方
永遠・・えいえん・とわ
永久・・えいきゅう・とこしえ
基本的な意味は同じ
どちらも「ある状態が限りなく続いていくこと」という意味を持ち、違いはありません。
「永遠」と「永久」の違い
「永遠」にだけ、「時代を超えて存在する」という意味があるという違いがあります。
「時代を超えて存在する」という意味の有無 | |
永遠 | ある |
永久 | ない |
「永遠」と「永久」の使い分け
意味の違いはありませんが、以下のような使い分けがされています。
使い分け | 用例 | |
永遠 | 主に精神的なものに対して使われる(思考・気持ちなど) |
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永久 | 主に物質的なものに対して使われる(目に見えるものや形があるもの) |
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「永遠」と「永久」の英語表現
「永遠」と「永久」の英語表現は、どちらも同じ「eternity(エタニティ)」です。
英語表現 | |
永遠 | eternity(エタニティ) |
永久 |
サマリー
- 「永遠」と「永久」は、両方とも「ある状態が限りなく続いていくこと」という意味を持ち、違いはない
- 「永遠」にだけ、「時代を超えて存在する」という意味がある
- 「永遠」は、主に「精神的なもの」に対して使われる
- 「永久」は、主に「物質的なもの」に対して使われる
意味の違い | 使い分け | |
永遠 |
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永久 | ある状態が限りなく続いていくこと | 永久の愛、永久の名曲という使い方はしない |