「1人になりたい」
朝から、そんな声がした。
姪っ子も連日あちこち連れ回されて、
少し疲れているように見えた。
彼女がまだ眠っている間に、
パソコンをリュックに入れて、そっと家を出た。
バスに乗り、
展望台で海を眺めながら、静かに過ごす。
ただそれだけで、呼吸が少し深くなる。
そのとき、姉から電話がかかってきた。
これから、義理の妹の誕生日会で、
親類みんなが集まるらしい。
私以外は、みんな行くという。
「来る?」
これまでの私は、こういう場を断れなかった。
本当は行きたくなくても、我慢して参加していた。
断ったらどう思われるかが、怖かったから。
でも今回は違った。
この滞在は、「無理をしない」と決めて来ている。
迷わず、「行かない」と伝えた。
それだけなのに、心が、すっと軽くなった。
そのあと、いつもはみんなで行くスーパーへ、
今日は1人で向かった。
誰にも合わせなくていい。
急ぐ必要もない。
ただ自分のペースで歩くだけで、
こんなにも楽なんだと、初めて知った。
付き合いが悪いと思われるかもしれない。
そう思って、ずっと自分を後回しにしてきた。
でも、本当は
我慢しなくても、
誰にも責められないのかもしれない。
🌻脳内ルール
我慢しないと嫌われる
↓
自分を優先しても、大丈夫
初出 : X @hanahanahealing