「条件」と「要件」は、「共通する意味」とは別に、それぞれ「別の意味をもつ」言葉です。
「共通する意味」と「意味の違い」は以下の通りです。
共通する意味 | 違い | |
条件 |
物事を成立させるために必要な事柄 |
|
要件 | 大切な用事 |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「条件」と「要件」の違いとは?
読み方
条件・・じょうけん
要件・・ようけん
共通の意味
どちらも「物事を成立させるために必要な事柄」という共通の意味があります。
「条件」と「要件」の違い
共通の意味とは別に、それぞれ別の意味を持っています。
違い | |
条件 |
|
要件 | 大切な用事 |
法律用語としての「条件」と「要件」の違い
「条件」と「要件」は、日常会話としての違いとは別に、法律用語としての違いがある言葉です。
法律用語としての違い | |
条件 |
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要件 | 特定の法律上の資格、行為等に必要とされる前提条件。例、「日本国民たる要件は、法律でこれを定める」(憲一〇)、「この法律において『地震保険契約』とは、次に掲げる要件を備える損害保険契約…をいう」(地震保険二②)。 |
【引用:有斐閣 法律用語辞典 第4版】
「要件」と「条件」の英語表現
英語表現 | |
要件 | requirement( リクワイヤメント ):必要条件 |
条件 | condition( コンディション ):条件 |
サマリー
- 「条件」と「要件」は、「共通する意味」とは別に、それぞれ「別の意味をもつ」言葉。
共通する意味 | 違い | |
条件 |
物事を成立させるために必要な事柄 |
|
要件 | 大切な用事 |