違いと使い分け!

意識しているかどうかで簡単にわかる聞くと聴くの違いと使い分け

「聞く」と「聴く」の違いは、その音がただ耳に入っているのか、意識して耳に入れているのかの違いだけです。

  用例1 用例2 意味の違い
聞く サイレンが聞こえてきた 授業に出ても、先生の話をただ聞いているだけでは頭に入らない 自然に声や音が耳に入ってくること
聴く サイレンの音を注意深く聴く これから話すことはテストに出る!と言われて、先生の言うことを真剣に聴いた 自分から積極的に耳を傾けること

一般的に使われているのは「聞く」です。迷ったら、こちらを使いましょう!!

使い分けや英語表現など、より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

聞くと聴くの違いとは?

意味の違い

聞く・・自然に声や音が耳に入ってくること

聴く・・自分から積極的に耳を傾けること

「聞く」と「聴く」それぞれの意味

「聞く」の意味

「聞く」は、特に意識しないでも、自然に音や声が耳に入ってくることを表します。
また、「聞く」には、「親の言いつけを聞く」など「人のことを理解して受け入れる」という意味も含まれます。

「聴く」の意味

「聴く」は、音や話の内容を理解しようと耳に意識を集中している状態を表します。

聞くと聴くの使い分け

ただ音や言葉が耳に入ってくるのか、注意深く、その音や言葉に耳を傾けているかで使い分けができます。

「聞く」と「聴く」の英語表現

聞く hear Can you hear my voice? 私の声が聞こえますか?
聴く listen I’m listening to music. 私は音楽を聴いています。
  • hear」は、自然に聞こえる
  • listen」は、注意深く聴く

聞くと聴くの言い回し例

聞くの例

  • 遠くからサイレンの音が聞こえてきた。
  • 誰かが玄関のドアを叩く音が聞こえてきた。
  • 雨の音が一日中聞こえている。
  • どこからか、鳥の鳴き声が聞こえてきた。

聴くの例

  • 私の趣味は、音楽を聴くことだ。
  • テスト前なので、いつも以上に授業をしっかりと聴く
  • 子供の話にはしっかり耳を傾けて聴いてあげないといけない。
  • コンサートで、美しい音色の演奏を聴いた

 

スポンサーリンク

サマリー

  用例1 用例2 意味の違い
聞く サイレンが聞こえてきた 授業に出ても、先生の話をただ聞いているだけでは頭に入らない 自然に声や音が耳に入ってくること
聴く サイレンの音を注意深く聴く これから話すことはテストに出る!と言われて、先生の言うことを真剣に聴いた 自分から積極的に耳を傾ける
  • その音がただ耳に入っているのか、意識して耳に入れているのかの違いだけ!
  • 英語では一般的に、「聞く」は「hear」、「聴く」は「listen」