違いと使い分け!

違いは麺の太さと形状だけ!簡単にわかるきしめんとうどんの違い!

「うどん」と「きしめん」はどちらも小麦粉を主な原料とした麺類で、違いは麺の太さと形状だけです。農林規格(JAS規格)によって、麺の太さによって分類されています。これらは乾麺に限られたことで、生麺に関しては特に規定がありません。

  共通点 違い
  原料 麺の太さ
きしめん

 

  • 小麦粉


幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満の帯状に成形された乾麺に対して使われる
うどん 直径1.7mm以上に成形された乾麺に対して使われる

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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「きしめん 」と「うどん 」の違い

「うどん」と「きしめん」の違いは麺の太さと形状だけです。

  • 農林規格(JAS規格)によって麺の太さで分類 ※乾麺のみ
  違い
きしめん 幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満の帯状に成形された乾麺に対して使われる
うどん 直径1.7mm以上に成形された乾麺に対して使われる

うどんより細い麺は?

うどんより細い直径が1.7mm未満のものは、「ひやむぎ」「そうめん」と呼ばれています。

  うどん ひやむぎ そうめん
直径(最小値) 1.7mm以上 1.3mm以上 ×
直径(最大値) × 1.7mm未満 1.3mm未満

きしめんが有名な県

愛知県(名古屋きしめん )

きしめんは愛知県の郷土料理!麺の幅が広く、つるんとした歯応えが特徴!

うどんが有名な県

日本全国にたくさんのうどんの名産地があります。その中でも特に有名な3つの県のうどんの違いは以下の通りです。

  製法 形状 定番料理
稲庭うどん(秋田県) 手延べ 細くて、平べったい ざるうどん
讃岐うどん(香川県) 手打ち 太い切麺 ぶっかけうどん
五島うどん(長崎県) 手延べ 細くて丸い 地獄炊き

秋田県:稲庭うどん

生地を熟成させ手作業でのばしていく「手延べ製法」手間隙がかかるため、昔はお殿様に献上されていてほど高級なものだった。平べったい形状が特徴の細めの乾麺で、滑らかなのどごしが楽しめるのが特徴。夏はよく冷やしてざる、冬はかけうどんで食べるのが定番です。

香川県:讃岐うどん

麺にコシがあり、もちっとした食感が特徴!こねた生地を伸ばして、包丁で切っていく「手打ち製法」で作られます。ぶっかけうどんが定番です。

長崎県:五島うどん

棒状に練り上げた生地を細く手でのばしていく手延べ製法。何度も熟成させてから、干し具にかけて乾燥させます。麺を打つときに打ち粉を使わず、椿油を使ってのばすのが特徴!釜揚げのように大鍋を使って豪快に食べる「地獄炊き」が定番です。
 

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サマリー

  • 「うどん」と「きしめん」の違いは、麺の太さと形状だけ
  • うどんより細い直径が1.7mm未満のものは、「ひやむぎ」「そうめん」と呼ばれている
  • 麺の太さで分類されているのは乾麺だけで、生麺に関しては特に分類の規定はない
  • きしめんで有名なのは、愛知県の「名古屋きしめん 」、うどんで特に有名なのは秋田県の「稲庭うどん」、香川県の「讃岐うどん」、長崎県の「五島うどん」
  共通点 違い
  原料 麺の太さ
きしめん

 

  • 小麦粉


幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満の帯状に成形された乾麺に対して使われる
うどん 直径1.7mm以上に成形された乾麺に対して使われる