「規定」と「規程」の違いは、「一つ一つの決まり」か「全体」かです。「動詞として使えるか」というところにも違いがあります。
意味の違い | |
規定 | 一つ一つの決まり(個々の条文) |
規程 | 全体(規定がまとまった一つの文書) |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「規定」と「規程」の違いとは?
意味の違い
意味の違い | |
規定 | 一つ一つの決まり(個々の条文) |
規程 | 規定がまとまった一つの文書 |
使い方の違い
名詞 | 動詞 | |
規定 | ○ | ○ |
規程 | ○ | ✖︎「規程する」とは使わない。 |
読み方
規定・・きてい
規程・・きてい
社内ルールを定めた文書のタイトルに使うのは「規程」
会社のルールを定めたものとして、就業規則の他に、「〜きてい」と呼ばれる「賃金」や「退職金」、「旅費」などさまざまな会社のルールを定めた文書があります。
それらの文書のタイトルに使われるものが「規程」です。
そして、「規程」の中の一つ一つの文章・条文が「規定」です。
サマリー
- 「規定」と「規程」の違いは、「一つ一つの決まり」か「全体」か!
- 「動詞として使えるか」というところにも違いがある。
意味の違い | 使い方の違い | |
規定 | 一つ一つの決まり(個々の条文) |
名詞・動詞 ○「規定する」 |
規程 |
全体(規定がまとまった一つの文書)
|
名詞 ✖︎「規程する」とは使わない。 |