違いと使い分け!

迷ったら「飲む」を使えば間違いない!飲むと呑むの違いと使い分け!

飲む」と「呑む」の違いは、「常用漢字」か「常用外漢字」かです。意味の違いとして「のむ」対象が「液体」か「固体」かという情報がネット上で多くありますが、厳密な使い分けのルールは特にありません。

そのため、迷ったら常用漢字の「飲む」を使えば間違いありません。

  違い 使い分け 意味の違い
飲む 常用漢字

常用漢字を使わないといけない時に使われる

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
液体や固体を体内に流し込むこと
呑む 常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる
  • 丸のみすること(獲物など)、ぐいぐいのむこと(お酒など)
  • 抽象的なものをのむこと(条件・息・涙・要求など)

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

「飲む」と「呑む」の違いは常用漢字がどうか!

  • 飲む:常用漢字
  • 呑む:常用外漢字

公的文書や教育現場では、常用漢字しか使えません!

そのため、学校のテストで常用外漢字を使ってしまうと不正解になってしまうため、注意が必要です。

「飲む」と「呑む」の違いとは?

読み方

飲む・・のむ 
呑む・・のむ

意味の違い

基本的な意味に違いはありませんが、「呑む」には丸のみする、ぐいぐいのむという意味があります。

例:丸のみする:ワニが人間を丸呑みした

例:ぐいぐいのむ

  違い
お酒を飲む 酒を体内に入れること
お酒を呑む 大量の酒ぐいぐい体内に入れること

ぐいぐい呑むから「ぐい呑み」って本当?

「ぐい呑み」と「お猪口(ちょこ)」の違い

お酒を飲む時に使われる代表的な器に「ぐい呑み」と「お猪口(ちょこ)」があります。

諸説ありますが、「ぐい呑み」は「ぐいっと呑むこと」、「猪口(ちょこ)」は「ちょっとしたもの」が語源とされています。

ぐい呑み」は名前の通り「ぐいぐい呑む」のに適した大きさになっています。「ぐい呑み」か「お猪口(ちょこ)」かを大きさで分けるための定義は特にはありませんが、「ぐい呑み」より「お猪口(ちょこ)」の方が一回り小さく、小ぶりサイズです。

  違い:器の大きさ
ぐい呑み 何口かに分けて飲み干せる程度の大きさ
お猪口(ちょこ) 一口で飲み干せる程度の大きさ

「飲む」と「呑む」の使い分け

「飲む」と「呑む」は、厳密な使い分けが難しい言葉でもあるので、迷った時は「飲む」を使えば間違いありません。

  違い 使い分け
飲む 常用漢字

常用漢字を使わないといけない時に使われる

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
呑む 常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる

 

スポンサーリンク

サマリー

  • 飲む」と「呑む」の違いは、「常用漢字」か「常用外漢字」か。
  • 厳密な使い分けのルールは特にない。
  違い 使い分け 意味の違い
飲む 常用漢字

常用漢字を使わないといけない時に使われる

  • テストなどの教育現場
  • 新聞
  • 公的な文書など
液体や固体を体内に流し込むこと
呑む 常用外漢字 私的な手紙やメールなど、常用漢字を使う必要がない場面で使われる
  • 丸のみすること(獲物など)、ぐいぐいのむこと(お酒など)
  • 抽象的なものをのむこと(条件・息・涙・要求など)