違いと使い分け!

「大トロ」「中トロ」「赤身」の違いは「脂の量!」

大トロ」「中トロ」「赤身」はそれぞれマグロの胴体部位の名前です。違いは「脂の量」です。

マグロの胴体部分は「トロ」と「赤身」に分けられ、トロの中でも特に脂が多い部位が「大トロ」、それ以外のトロの部位は「中トロ」、トロ以外の脂が少ない部位を「赤身(マグロ)」と呼びます。

  脂の量の違い 部位の違い
トロ

大トロ 特に多い 特に脂が多い部位
中トロ 多い 「大トロ」以外のトロ部位
赤身(マグロ) 少ない 「トロ」以外の脂が少ない部位

見分け方など、より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

「大トロ」「中トロ」「赤身」の違いとは?

脂の量の違い

トロ 赤身
大トロ 中トロ
脂が特に多い 脂が多い 脂が少ない

「値段」と「希少価値」の違い

大トロ」はトロの中でも取れる部分が少ない希少部位です。そのため、値段も特に高いです。「赤身」はマグロから最もたくさん取れる部位で、値段もトロと比べて安いです。

  トロ 赤身
  大トロ 中トロ
値段 特に高い 高い 安い
希少価値 特に高い(トロの中でも1/5程度) 高い 低い

見た目の違い

  見た目の違い

大トロ

白っぽい:白い筋が特に多い

中トロ

赤と白が混ざってピンク色っぽい:白い筋が多い

赤身

赤っぽい

「大トロ・中トロ・赤身の違い」の覚え方

大トロ・中トロ・赤身の違い」は、「白いのがトロ、赤いのが赤身!」と覚えておけば、今後簡単に区別できます。

「大トロ」と「中トロ」の境界線は?

「大トロ」か「中トロ」かを分ける境界線の明確な基準はないそうです。そのため、取り扱っている業者や板前さんの判断で、それぞれ区別されているのが実情と言われています。

マグロの部位

「大トロ」とは?

「大トロ」とは、マグロの腹身の最も脂の多い部分を指す言葉です。とろけるような脂の旨みと甘みが特徴です。

「中トロ」とは?

「中トロ」とは、マグロの腹身と背身にあり、適度に脂がのっている部分を指す言葉です。

「赤身」とは?

「赤身」とは、マグロの背側にあり、脂が少ない部分を指す言葉です。「トロ」と比べて脂が少ない分、低カロリーで身が硬めなのが特徴です。

「カマトロ」とは?

「カマトロ」とは、マグロのエラの後ろ部分にあり、1尾のマグロから2個しか取れない希少部位を指す言葉です。「カマ」の中でも特に脂がのった部位を「カマトロ」と呼び、筋がなく食べやすいため、大トロより美味しいと言う人もいる程人気の部位です。

「脳天」とは?

「脳天」とは、マグロの頭の両脇部分ににあり、1尾のマグロから2本しか取れない希少な部位を指す言葉です。希少部位の中でも特に人気の部位で、大トロや中トロのように脂がのっているため、とろける食感が特徴です。

「ほほ肉」とは?

「ほほ肉」とは、マグロの頬にあたる部分を指す言葉です。1尾のマグロから2個しか取れない希少部位です。繊維質が多く、加熱することでお肉のような柔らかな食感と旨みが味わえるのが特徴です。

「尾」とは?

「尾」とは、マグロの尾の部分を指す言葉です。よく動く部分のため、引き締まった身と旨みが凝縮されているのが特徴です。

 

スポンサーリンク

サマリー

  • 大トロ」「中トロ」「赤身」はそれぞれマグロの胴体部位の名前です。違いは「脂の量」。
  • マグロの胴体部分は「トロ」と「赤身」に分けられる。
  • トロの中でも特に脂が多い部位が「大トロ」、それ以外のトロの部位は「中トロ」、トロ以外の脂が少ない部位を「赤身(マグロ)」と呼ぶ。
  脂の量の違い 部位の違い
トロ

大トロ 特に多い 特に脂が多い部位
中トロ 多い 「大トロ」以外のトロ部位
赤身(マグロ) 少ない 「トロ」以外の脂が少ない部位