違いと使い分け!

「ピアノ」「オルガン」「エレクトーン」の違いは、音が出る仕組み!

「ピアノ」「オルガン」「エレクトーン」は、全て「鍵盤楽器」です。違いは、「音の出る仕組み」です。

それぞれ音が出る仕組みが全く違うため、分類も異なります

楽器 違い:音が出る仕組み 違い:分類
ピアノ ハンマーが弦を叩くことで音が鳴る 打弦楽器
オルガン 空気をパイプに送ることで音が鳴る 管楽器
エレクトーン 鍵盤を弾くと、電気信号が伝わり音が鳴る ヤマハ製の電子オルガン

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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「ピアノ」「オルガン」「エレクトーン」の違いとは?

「ピアノ・オルガン・エレクトーン」は、全て「鍵盤楽器」

「ピアノ」「オルガン」「エレクトーン」は、全て白と黒の鍵盤が配置されている「鍵盤楽器」です。

「黒鍵」「白鍵」の配置も、ドレミの場所同じです。

違いは、「音の出し方」と「分類」!

全て「鍵盤楽器」ですが、「音の出し方」が全く違うため、「分類」も異なります!

楽器 音が出る仕組み 分類
ピアノ ハンマーが弦を叩くことで音が鳴る 打弦楽器
オルガン 空気をパイプに送ることで音が鳴る 管楽器
エレクトーン 鍵盤を弾くと、電気信号が伝わり音が鳴る ヤマハ製の電子オルガン

「ピアノ・オルガン・エレクトーン」の特徴

「ピアノ」の特徴

「ピアノ」は、「ピアノの中にある弦をハンマーで叩いて音を出す楽器」です。

ハンマーで弦を叩くことで音を出すため、叩き方によって、打楽器のように音に強弱をつけることができます。

叩いた瞬間が一番音が大きく、どんどん音が消えていきます。

「オルガン」の特徴

「オルガン」は、本来「パイプオルガン」のことを指す言葉です。

日本では多くの学校で使われていたことから、「リードオルガン(足踏みオルガン)」をイメージする人が圧倒的に多いのが現状です。

「リードオルガン」は、明治の文明開化とともに日本に伝えられたと言われています。

リードオルガン

「パイプオルガン」と「リードオルガン」の違い

起源 違い
パイプオルガン 紀元前3世紀北アフリカ地方で発明された「水圧オルガン」 空気をパイプに送ることで音を出す
リードオルガン 19世紀中ごろフランスで誕生 足踏み式の送風装置によって、リードと呼ばれる薄い板を振動させて音を出す

「エレクトーン」の特徴

「エレクトーン」は、「電子オルガン」の一種です。1959年に日本を代表する楽器メーカーである「ヤマハ」が発売しました。

「エレクトーン」とは商品名で、「ヤマハ製の電子オルガン」を指す言葉です。

上下2段に分かれた手鍵盤と、足で踏むペダル鍵盤で構成されています。

「電子オルガン」と「エレクトーン」の違い

「電子オルガン」は、「オルガン」をベースに作られた電子楽器の総称です。

「エレクトーン」は、「ヤマハ製の電子オルガン」です。

「エレクトーン」以外にも、「ドリマトーン」「アトリア」などといった商品名の電子オルガンがあります。違いは、「製造メーカー」です。

楽器名 商品名 製造メーカー
電子オルガン エレクトーン ヤマハ
ドリマトーン 河合楽器製作所
アトリエ ローランド

 
 

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サマリー

  • 「ピアノ」「オルガン」「エレクトーン」は、全て「鍵盤楽器
  • 違いは、「音の出る仕組み」と「分類
楽器 違い:音が出る仕組み 違い:分類
ピアノ ハンマーが弦を叩くことで音が鳴る 打弦楽器
オルガン 空気をパイプに送ることで音が鳴る 管楽器
エレクトーン 鍵盤を弾くと、電気信号が伝わり音が鳴る ヤマハ製の電子オルガン