「信用」と「信頼」の違いは「過去の実績の有無！」

「信用」と「信頼」はどちらも「相手を信じる」ことを表す時に使われる言葉です。違いは「過去の実績の有無」です。

「信用」は「過去の実績があるもの」を信じるのに対し、「信頼」は「過去の実績がない場合もある」という違いがあります。

	意味の違い:過去の実績の有無	使い分け
信用	有：過去の実績があるもの 信用取引	過去の実績があった上で、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる
信頼	無：過去の実績がない場合もある 信頼関係	過去の実績の有無に関わらず、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

「信用」と「信頼」の違いとは？

読み方

信用・・しんよう
信頼・・しんらい

意味の違い

	意味の違い
信用	過去の実績をベースに、信じられること。
信頼	過去の実績がなくても、信じられること。

「信用」と「信頼」それぞれの意味

「信用」の意味

「信用」とは、「過去の実績や成果などに基づいて、相手を信じると判断する」ことです。

「信用」を得るには、何かしらの実績や担保、過去の行動など、何かしらの根拠が必要です。

「信頼」の意味

「信頼」とは、「信じて頼りにすること」です。

「信頼」を得るには、必ずしも過去の実績が必要なわけではありません。実績がなくても、誠実そうな外見などからでも「信頼」を得ることはできます。

「信用」と「信頼」の使い分け

	使い分け
信用	過去の実績があった上で、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる 【例】この人は、過去に支払いトラブルなどの問題がない。だから今後も信用して取引ができそうだ！（過去の実績がある）
信頼	過去の実績の有無に関わらず、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる 【例】初対面でプロフィールも何も知らない。だけど、この人はものすごく誠実そうだ。だから信頼しても大丈夫そうだ！（過去の実績はない）

「信用」と「信頼」の英語表現

	英語表現
信用	credit（クレディット）
信頼	trust（トゥラスト）

 　  　

サマリー

• 「信用」と「信頼」はどちらも「相手を信じる」ことを表す時に使われる言葉です。違いは「過去の実績の有無」。
• 「信用」は「過去の実績があるもの」を信じるのに対し、「信頼」は「過去の実績がない場合もある」という違いがある。

	意味の違い:過去の実績の有無	使い分け
信用	有：過去の実績があるもの 信用取引	過去の実績があった上で、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる
信頼	無：過去の実績がない場合もある 信頼関係	過去の実績の有無に関わらず、未来への行動の期待がもてるものに対して使われる