「宿命」と「運命」は、以下のような違いがあります。
簡単にわかる違い | 使い分け | 意味の違い | |
宿命 | 変えることができない | 生まれる前に決まるものに対して使われる | 変えることも、避けることもできないもののこと |
運命 | 変えることができる | 生まれた後に決まるものに対して使われる | 自分の行動によって、変えることができるもののこと |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
宿命と運命の違いとは?
読み方
宿命・・しゅくめい
運命・・うんめい
意味の違い
宿命・・生まれる前に決まるもの
運命・・生まれた後に決まるもの
「宿命」と「運命」それぞれの意味
「宿命」の意味
「宿命」の意味は、「生まれる前から決まっていて、変えることも、避けることもできないもの」です。
例えば、生まれついた場所や国籍、家族構成、生まれ持った容姿、才能など、生まれた時点で既に決まってしまっており、変えられないものに対して使われる言葉です。
「宿命」の「宿」には「前世からの」という意味があるため、「宿命」は「前世から定められている運命」のことを指します。
「運命」の意味
「運命」の意味は、「自分自身の生き方や行動など、様々なものの影響を受けながら、変えることのできるもの」です。
「運命」の「運」には「巡り合わせ」という意味があり、自分の意志に関係なく巡ってくる運のことを表す言葉です。
自分でコントロールできるものではないけれども、日々の行いや選択によって、変えることができるもののことを指します。
宿命と運命の使い分け
使い分け | 用例 | |
宿命 | 生まれる前に決まるもので、自分では変えられないものに対して使われる |
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運命 | 生まれた後に決まるもので、自分の行動などで変えることができるものに対して使われる |
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サマリー
簡単にわかる違い | 使い分け | 意味の違い | |
宿命 | 変えることができない | 生まれる前に決まるものに対して使われる | 変えることも、避けることもできないもののこと |
運命 | 変えることができる | 生まれた後に決まるものに対して使われる | 自分の行動によって、変えることができるもののこと |
- 「宿命」は、生まれる前に決まるものなので、変えることはできない
- 「運命」は、生まれた後に決まるものなので、変えることができる