「鳥」「鶏」「酉」の違いは、以下の通りです。全て「とり」と読みます。
意味の違い | |
鳥 | 鳥類の総称 |
鶏 | にわとり(鳥類の一種) |
酉 | 干支の10番目(鳥類とは関係ない) |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「鳥」「鶏」「酉」の違いとは?
読み方
鳥・・とり
鶏・・とり
酉・・とり
意味の違い
鳥・・鳥類の総称
鶏・・にわとり(鳥類の一種)
酉・・干支の10番目(鳥類とは関係ない)
「鳥」「鶏」「酉」それぞれの意味
「鳥」の意味
「鳥」は、「鳥類の総称」です。鳥類すべてを指す言葉で、鶏も含まれます。
「鶏」の意味
「鶏」は、キジ目キジ科の鳥「にわとり」を指す言葉です。
「鶏」の語源は「庭の鳥」という意味の「ニハツトリ」で、それが変化して「ニワトリ」になったと言われています。
「酉」の意味
「酉」は、十二支の10番目です。
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)
「鳥・鶏」と異なり、「鳥類」という意味はありません。
十二支の全ての漢字は「植物の様子」を表していて、十二支の動物とは全く関係ありません。ちなみに「酉」という漢字は、「作物が完全に熟した状態」を表しているそうです。
十二支の漢字が覚えにくかったため、馴染みのある動物を当てはめたと言われています。
酉(とり)の動物は、「にわとり」!
- 子(ね)➡︎ 鼠(ネズミ)
- 丑(うし)➡︎ 牛(ウシ)
- 寅(とら)➡︎ 虎(トラ)
- 卯(う)➡︎ 兎(ウサギ)
- 辰(たつ)➡︎ 龍(リュウ)
- 巳(み)➡︎ 蛇(ヘビ)
- 午(うま)➡︎ 馬(ウマ)
- 未(ひつじ)➡︎ 羊(ヒツジ)
- 申(さる)➡︎ 猿(サル)
- 酉(とり)➡︎ 鶏(ニワトリ)
- 戌(いぬ)➡︎ 犬(イヌ)
- 亥(い)➡︎ 猪(イノシシ)
「鳥」「鶏」「酉」の英語表現
英語表現 | |
鳥 | bird バード |
鶏 |
|
酉 | rooster ルースター(おんどり) |
サマリー
- 全て「とり」と読む漢字!
意味の違い | |
鳥 | 鳥類の総称 |
鶏 | にわとり(鳥類の一種) |
酉 | 干支の10番目(鳥類とは関係ない) |