違いと使い分け!

「何をつくるか」で簡単にわかる「作る・造る・創る」の違い!

作る」「造る」「創る」は、全て「何かをつくる」ことを表す時に使われる言葉です。

つくる」の一般的な表記は「作る」なので、日常生活の中で「何かをつくる」と表す時は「作る」を使うのが無難です。ただし使い分けが必要な場合は、「何をつくるか」に注目すれば、簡単に使い分けできます。



意味の違い:つくる対象

使い分け
有形 無形
作る

小さなもの・抽象的なもの

  • 記録を作る
造る 家や船など大きなもの ✖️
創る それまでにない新しいもの

  • 未来を創る

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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「作る」「造る」「創る」の違いとは?

読み方

作る・・つくる
造る・・つくる
創る・・つくる

意味の違い

  意味の違い:対象 用例
作る
  • 小さいもの
  • 抽象的なもの
  • 無形のもの
  • 料理を作る
  • 社会を作る
  • チャンスを作る
造る 大きいもの
  • を造る
創る それまでにない新しいもの創意工夫が感じられるもの
  • 新しい雑誌を創る
  • 今までに見たこともないない作品を創った

「創る」は常用外漢字ではないの?

ネット上には、常用漢字表では「」に「つくる」という訓を掲げてないという情報が多数あります。

この情報は、実は古いものです。

平成22年(2010年)に改訂された常用漢字表から,「」にも「つくる」という読みが追加されました。

そのため、現在は間違いなく「創る(つくる)」は「常用漢字」ですので、どんな場面で使っても問題ありません。

「作る」「造る」「創る」の使い分け

何かをつくる」と表す場合、「作る」を使うのが一般的です。

  使い分け
有形 無形
作る 小さなもの
造る 大きなもの ✖️
創る それまでにない新しいもの

 

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サマリー

  • 作る」「造る」「創る」は、全て「何かをつくる」ことを表す時に使われる言葉。
  • つくる」の一般的な表記は「作る」なので、日常生活の中で「何かをつくる」と表す時は「作る」を使うのが無難。
  • ただし使い分けが必要な場合は、「何をつくるか」に注目すれば、簡単に使い分けできる。


意味の違い:つくる対象

使い分け
有形 無形
作る
  • つくる」の一般的な表記
  • 小さなもの・抽象的なもの

  • 記録を作る
造る 家や船など大きなもの ✖️
創る それまでにない新しいもの、作り手の創意工夫が感じられるもの

  • 未来を創る