「うな丼」と「うな重」の違いは、「うなぎの蒲焼とご飯を入れる器」が違うだけです。
違い | |
うな丼 | どんぶりによそわれている |
うな重 | 重箱に盛り付けられている |
「うな丼」より「うな重」の方が価格設定が高いのは、「うな重」の方が通常「うな丼」より使ううなぎの量が多くなるからだけで、うなぎの質は同じです。
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
うな丼とうな重の違いとは?
意味の違い
うな丼・・どんぶりによそわれている
うな重・・重箱に盛り付けられている
「うな丼」と「うな重」の歴史
「うな丼」の誕生
「うな丼」が誕生したのは、江戸時代後期と言われています。その頃、濃口醤油が普及したことで、醤油ダレにつけた「うなぎの蒲焼」が誕生。味の濃いうなぎの蒲焼と白米の相性は抜群だったことから、「うな丼」が誕生しました。
「うな重」の誕生
「うな重」が誕生したのは、明治時代と言われています。もともとどんぶりを使って店内で提供されていた「うな丼」を出前するようになり、器のままだとすぐ冷めてしまい美味しく食べられなかったため、「温かいままお客様に届けられるように」と作られたのが「うな重」です。
重箱の重ねられる構造を活用して、お湯を入れた重箱を上下に挟むなどして、保温しながら届けることができていたそうです。
その後、重箱で提供すると高級感が出るため、店内でも「うな重」が提供されるようになりました。
重箱は通常どんぶりより一回り大きく、その分うな丼より使ううなぎの量も多くなるため、値段もうな丼よりうな重の方が高く設定されています。
松竹梅、並・上・特上の違いは?
うなぎ専門店のメニューを見ると「うな丼」「うな重」の松竹梅や並・上・特上とありますが、何が違うかというと量と部位の違いだけで、基本的には鰻の質は同じです。
サマリー
違い | |
うな丼 | どんぶりによそわれている |
うな重 | 重箱に盛り付けられている |
うな丼 | うな重 | |
器の大きさ | 小 | 大 |
価格設定 | 低 | 高 |
「うな丼」より「うな重」の方が価格設定が高いのは、「うな重」の方が通常「うな丼」より使ううなぎの量が多くなるからだけで、うなぎの質は同じです。