「以外」と「意外」の使い分けポイントは、「対象外」か「予想外」かだけです。
使い分け | 意味の違い | |
以外 | 対象外 | それを除いたもの |
意外 | 予想外 | 予想したことと大きく異なること |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
以外と意外の違いとは?
読み方
以外・・いがい
意外・・いがい
意味の違い
以外・・それを除いたもの
意外・・予想したことと大きく異なること
「以外」と「意外」それぞれの意味
「以外」の意味
「以外」の意味は、「それを除いたもの、その他のもの」です。
「〜を除いて」ということを表す時に使われます。
- このことは、私以外誰も知らないはずだ。
- 予約は、平日以外の日にちでお願いします。
「意外」の意味
「意外」の意味は、「あらかじめ予想していた状態と、大きく異なること」です。
「想定外」のことを表す時に使われます。
- 彼は見た目は怖そうなのに、意外に優しい性格でびっくりした。
- あんなに綺麗な女性が、自分の外見で悩んでいるなんて意外だった。
以外と意外の使い分け
「以外」と「意外」の使い分けは、「対象外」か「予想外」かで簡単にできます。
また、どちらの漢字を使うか迷った時は、「いがい」の前に「除く対象があるかどうか」でも使い分けができます。
「以外」は、接尾辞(せつびじ)と言って、必ず他の言葉に付けて使われ、文頭にくることはないからです。
使い分け① | 使い分け② | |
以外 | 対象外 | 「除く対象」が前に付いている
接尾辞(せつびじ):必ず別の言葉に後ろに付けて使う |
意外 | 予想外 | 「除く対象」が前に付いていない |
以外と意外の英語表現
英語表現 | |
以外 |
|
意外 |
|
サマリー
- 「以外」と「意外」の使い分けポイントは、「対象外」か「予想外」かだけ!
使い分け | 意味の違い | |
以外 | 対象外 | それを除いたもの |
意外 | 予想外 | 予想したことと大きく異なること |