「うむ」と「うまれる」の違いは、主語が「母体」か「子供や卵」かです。
使われる漢字が「産」か「生」の違いと使い分けは、「出産の瞬間を強調する場合限定」か「一般的に使われる」かです。
違い | 使い分け | |
うむ | 主語:母体 | 母体が子供や卵を出産すること |
うまれる | 主語:子供や卵 | 子供や卵が体外に出てくること |
違いと使い分け | |
産 | 出産の瞬間を強調する場合限定 |
生 | 一般的に使われる |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「産むと生む」「産まれると生まれる」用例
出産の瞬間を表す場合
- ○ 今、私は子供を産んだ / 今、子供が産まれた
- × 今、私は子供を生んだ / 今、子供が生まれた
10年前の話をする場合
- × 10年前、私は子供を産んだ / 10年前、子供が産まれた
- ○ 10年前、私は子供を生んだ / 10年前、子供が生まれた
「生む」「生まれる」は出産以外でも使える言葉!
「産む・産まれる」は出産のみを表す言葉ですが、「生む・生まれる」は、出産だけでなく、「この世に新しく生み出されるもの全て」に使えます。
意味の違い | |
産む・産まれる | 出産限定 |
生む・生まれる | 出産だけでなく、この世に新しく生み出されること |
サマリー
- 「うむ」と「うまれる」の違いは、主語が「母体」か「子供や卵」か!
- 使われる漢字が「産」か「生」の違いと使い分けは、「出産の瞬間を強調する場合限定」か「一般的に使われる」か!
違い | 使い分け | |
うむ | 主語:母体 | 母体が子供や卵を出産すること |
うまれる | 主語:子供や卵 | 子供や卵が体外に出てくること |
違いと使い分け | |
産 | 出産の瞬間を強調する場合限定 |
生 | 一般的に使われる |