「ポン酢」「ポン酢醤油」「味ぽん」は、「ポン酢・ポン酢醤油」は調味料の「総称」で「味ぽん」は「商品名」という違いがあります。
- ポン酢・・柑橘類の果汁と酢を混ぜたもの
- ポン酢醤油・・「ポン酢」に醤油を足したもの
- 味ぽん(ポン酢醤油)・・ミツカンの登録商標:商品名
総称 | 違い:醤油の有無 | 商品名 |
ポン酢 | 無:入っていない | |
ポン酢醤油 | 有:入っている | 味ぽん |
より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「ポン酢」「ポン酢醤油」「味ぽん」の違いとは?
「ポン酢」と「ポン酢醤油」の違いは、「醤油が入っているかどうか」だけです。
違い:醤油の有無 | |
ポン酢 | 無:入っていない |
ポン酢醤油 | 有:入っている |
「ポン酢・ポン酢醤油」と「味ぽん」の違いは、調味料の「総称」か「商品名」かです。
「味ぽん」はミツカンは販売している「ポン酢醤油」の「商品名」です。
違い | |
ポン酢・ポン酢醤油 | 調味料の総称 |
味ぽん | 商品名:ミツカンのポン酢醤油のこと |
「ポン酢」「ポン酢醤油」「味ぽん」それぞれの意味
「ポン酢」とは
「ポン酢」とは、「柑橘類の果汁と酢を混ぜたもの」のことです。お酢の代わりや、ドレッシングの材料として使われています。
「ポン酢醤油」とは
「ポン酢醤油」とは、「ポン酢に醤油を足したもの」のことです。
「味ぽん」とは
「味ぽん」とは、「ミツカンのポン酢醤油の商品名」です。
「味ぽん」は1964年に誕生しましたが、今では「ポン酢市場」の国内シェアは60パーセントにも達しているそうです。
「味ぽん」のルーツは「博多の料亭」にあるとされています。ミツカンの7代目社長が「博多の料亭」で「名物博多水炊き」を食べた際「ぽん酢」が出されました。その「ポン酢」のあまりの美味しさに感激したのがきっかけで、商品化されるに至ったそうです。
発売当時の名前は「ミツカンポン酢〈味付け〉」で、間もなく「味ぽん」に変更されたそうです。
「ポン酢醤油」が「ポン酢」と呼ばれている?
「ポン酢」とは本来、「果汁または果汁に酢を加えただけ」のものを指す言葉です。
ところが『味ぽん』に代表される「ポン酢醤油」が日本のポン酢消費量のほとんどを占めていることから、「ポン酢醤油」を「ポン酢」と呼ぶことが一般的になっています。
「ポン酢」の「ポン」の由来は?
「ポン酢」の由来は、オランダ語の「pons ( ポンス )」が語源とされています。
オランダに「ポンス」という柑橘系の飲料があり、この「ポンス」から「ポン酢」となったと言われています。
サマリー
「ポン酢」「ポン酢醤油」「味ぽん」は、「ポン酢・ポン酢醤油」は調味料の「総称」で「味ぽん」は「商品名」という違いがある。
総称 | 違い:醤油の有無 | 商品名 |
ポン酢 | 無:入っていない | |
ポン酢醤油 | 有:入っている | 味ぽん |