違いと使い分け!

気持ちの度合いで簡単にわかる「意思」と「意志」の違いと使い分け

「意思」と「意志」の違いは、以下の通りです。

    意味の違い
意思 彼は大学に行く意思がある ただその気持ちがあるだけ
意志 彼は大学に行く意志がある 絶対達成しようという強い気持ちがある

気持ちの度合いで簡単に使い分けができますが、より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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意思と意志の違いとは?

意味の違い

意思・・ただその気持ちがあるだけ
意志・・絶対何かを達成しようという強い気持ちがある

「意思」と「意志」それぞれの意味

「意思」の意味

「意思」は、何かをしようとする時の元となる気持ちで、考えや思いを表わす言葉です。

「意志」の意味

「意志」の「志」には、「何かを目指す気持ち」「信念」といって意味があり、何かを成し遂げようとする積極的な気持ちを表す言葉です。

意思と意志の使い分け


意思」は「自分の考えや思い」のことで、自分の持つ感情や意識を表す時に使います。


意志」は、何かを達成したい!という積極的な強い気持ちや感情を表す時に使います。

つまり、「考え」を伝えたいのか、「積極的な気持ち」を伝えたいかによって、「意思」と「意志」を使い分ける必要があります。

例えば、「彼は大学に行く意思がある」は、大学に行くという気持ちがただあるのに対し、「彼は大学に行く意志がある」になると、大学に絶対行くんだ!という強い気持ちがあることを表します。

意思と意志の言い回し例

意思の例

  • 彼は成績優秀なのに、大学へ進学する意思はないようだ。
  • 彼はタバコをやめる意思がない。
  • きちんと自分の意思を相手に伝えないと、相手に自分の気持ちを伝えることはできない。
  • 彼とは言葉の壁があり、うまく意思疎通が取れない。
  •  

意志の例

  • 夢を叶えるためには、強い意志が必要だ。
  • 彼は、次の選挙に出る意志を固めたようだ。
  • 彼は強い意志を持っているので、きっと夢を実現できるはずだ!
  • 彼は意志が弱いため、すぐに夢を諦めてしまう。

 

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サマリー

「意思」と「意志」は、気持ちの度合いがわかれば、簡単に使い分けができます。

    意味の違い
意思 彼は大学に行く意思がある ただその気持ちがあるだけ
意志 彼は大学に行く意志がある 絶対達成しようという強い気持ちがある