心の探究

私だけが、こんなに痛いの?

 

 

「いたい、いたい」

オーストラリアに到着し、
空港の外に一歩出た瞬間、
紫外線が、容赦なく私の体をおそった。

じりじりと焼かれるような、
刺さるような痛み。

思わず声が出た。

オーストラリアの紫外線は、
日本の5倍以上とは聞いていた。

でも、
それがどんなものなのか、
本当の意味では、わかっていなかった。

日光アレルギーの私の皮ふには、
あまりにも強すぎた。

隣にいる両親は、
私がひとりで騒いでいるのを、
不思議そうに見ている。

こんなに痛いのは、私だけ?

とんでもない場所に来てしまったかもしれない。

ほんの少し、後悔した。

あの日から2週間。

アームカバーに、帽子に、サングラス。

できる限りの対策をして、
なんとか肌を守り抜いた。

強い日差しの中でも、
「どうすれば大丈夫か」を探しながら過ごした日々。

前みたいに、
「無理だからやめる」ではなく、
「どうしたらできるか」を選んでいた。

同じ太陽の下にいても、
感じ方は、人それぞれ違う。

あの痛みは、
無理をしないで、という
私の体からのサインだった気がする。

🌻脳内ルール
日差しに弱い=ダメ

自分の感覚に合わせて守ればいい

初出 : X @hanahanahealing