「マンタ」は「エイ」の1種です。
「エイ」は「総称」で、「マンタ」は「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」の「通称」という違いがあります。
エイ類 | 種類(4種類) | |
1、シビレエイ目 | ||
2、トビエイ目 |
➡︎マンタ(通称) |
|
3、ノコギリエイ目 | ||
4、ガンギエイ目 |
「エイ」と「マンタ」の違いについて、この記事の下でさらに詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
「マンタ」は「エイ」の1種!
「エイ」はサメと同じ板鰓亜綱(ばんさいあこう)に属する魚類です。
「エイ類」は4つに分かれています。その中の1つ「トビエイ目」に属している「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」の2種類を「マンタ」と呼んでいます。
エイは4つに分かれている!
- シビレエイ目
- トビエイ目(ナンヨウマンタ・オニイトマキエイ)➡︎「マンタ(通称)」
- ノコギリエイ目
- ガンギエイ目
「エイ」と「マンタ」:代表的な4つの違い
「エイ」と「マンタ」の代表的な4つの違いは、次の通りです。
- 口の位置の違い
- エサと食べ方の違い
- 泳いでいる場所の違い
- 毒の有無の違い
これら1つ1つについて詳しく説明しています。
1、口の位置の違い
「エイ」と「マンタ」の見分け方で最も簡単なのは、「口の位置」を見ることです。
口の位置の違い | |
エイ | 体の下側(腹部)についている |
マンタ | 体の前側(正面)についている |
2、エサと食べ方の違い
エサの違い | 食べ方の違い | |
エイ | 貝・カニ・エビなど | 硬い顎を使ってエサを噛み砕いて食べる |
マンタ | プランクトン | 泳ぎながら食べる |
3、泳いでいる場所の違い
泳いでいる場所の違い | |
エイ | 海底:基本海底でじっとしている |
マンタ | 海面近く(回遊性):泳ぎ続けている |
4、毒の有無の違い
「エイ」は種類によって「尾のトゲ」に毒を持っています。一方「マンタ」は毒を持っていません。
毒の有無の違い | |
エイ | ある(種類によってないものもいる) |
マンタ | ない |
「エイ」と「マンタ」それぞれの意味
「エイ」とは
「エイ」は板鰓亜綱(ばんさいあこう)に属する軟骨魚類のうち、エラが体の下側(お腹)に開くものの総称です。
一口に「エイ」と言っても500種類以上確認されており、それらは以下の4つに分類されています。
- シビレエイ目
- トビエイ目
- ノコギリエイ目
- ガンギエイ目
「マンタ」とは
「マンタ」は「エイ」の仲間で、「トビエイ目」に属している「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」の2種類のことを指します。
「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」の大きさの違い
違い:大きさ | 簡単な見分け方 | |
ナンヨウマンタ | 小型
|
口の周りが白い |
オニイトマキエイ | 大型
|
口の周りが黒い |
国内で「マンタ」に会える場所!
高確率で「マンタ」に会えるダイビングポイント!
- 石垣島:川平石崎マンタスクランブル ※世界的にも有名なマンタスポット
- 久米島:マンタステーション
- 西表島:中の瀬
- 西表島と小浜島の間:ヨナラ水道
「マンタ」のいる水族館
「マンタ」を水族館で見ることができるのは、国内では2ヶ所のみ!
- 沖縄:美ら海水族館
- 東京:アクアパーク品川
「エイ」と「マンタ」の英語表現
英語表現 | |
エイ | ray( レイ ) |
マンタ | manta ray( マンタ レイ) |
サマリー
- 「マンタ」は「エイ」の1種
- 「エイ」は「総称」で、「マンタ」は「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」の「通称」という違いがある
エイ類 | 種類(4種類) | |
1、シビレエイ目 | ||
2、トビエイ目 |
➡︎マンタ(通称) |
|
3、ノコギリエイ目 | ||
4、ガンギエイ目 |