違いと使い分け!

何を探すかで簡単にわかる「探す」と「捜す」の違いと使い分け

「探す」と「捜す」の違いは、「欲しいもの」か「見失ったもの」のどちらを見つけようとしているかです。

用例 違い 使い分け
指輪を探す 欲しい指輪を見つけようとする それが実在するとは限らないけど、欲しい何かつけようとすることを表す時に使う
指輪を捜す どこかにいってしまい見失った指輪を見つけようとする 実在するのが確かなものや人を見失ってしまい、それを見つけようとすることを表す時に使う

「何を」見つけようとしているかがわかれば使い分けができますが、より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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探すと捜すの違いとは?

読み方

探す・・さがす
捜す・・さがす

意味の違い

探す・・欲しいものを見つけようとする
捜す・・見失ったものを見つけようとする

「探す」と「捜す」それぞれの意味

「探す」の意味

「探す」の意味は、「何か欲しいものを見つけようとする」です。見つけようとしているものや人は、必ず実在するものとは限りません。

  • カバンが古くなってきたので、何かいいものはないか探しています。
  • 何かいい仕事がないか探している。
  • 彼女は、誰かいい人はいないかと、結婚相手を探しています。
  • 今より住みやすい家が欲しくて、日々家探しをしています。

「捜す」の意味

「捜す」の意味は、「見失ってしまったものや人を見つけようとする」です。見つけようとしているものや人が何かがはっきりとわかっています。

  • 突然いなくなってしまった犬捜しています。
  • 失踪した恋人捜しています。
  • お気に入りのバックがどこかにいってしまい、捜しています。
  • 犯人を捜しています。

探すと捜すの使い分け

探す」は、見つけようとしているものがはっきりしていないけれども、欲しい「何か」があり、それを見つけようとする時に使います。

捜す」は、それがあることが確かなものや、存在していることがはっきりしている人がいて、そのものや人を見失ってしまい、それを見つけようとする時に使います。
 

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サマリー

用例 違い 使い分け
指輪を探す 欲しい指輪を見つけようとする 欲しい何かがあり、はっきりあるとは限らないけど、それを見つけたい場合に使う
指輪を捜す どこかにいってしまい見失った指輪を見つけようとする 実在するのが確かなものや人を見失ってしまい、それを見つけようとすることを表す時に使う