違いと使い分け!

「紫外線」と「赤外線」の違いは「波長の長さ!」

紫外線」と「赤外線」の違いは、「波長の長さ」です。

太陽の光の分類 違い:波長の長さ(ナノメートル)
紫外線 およそ10-400
赤外線 およそ700-1ミリメートル

太陽の光は、「紫外線」「赤外線」、そして「可視光線」の3つに分けることができます。それぞれの違いは「肉眼で見ることができる光かどうか」と、「波長の長さ」です。

太陽の光の分類 違い:肉眼で見ることができるかどうか 違い:波長の長さ(ナノメートル)
紫外線 見えない およそ10-400
赤外線 見えない およそ700-1ミリメートル
可視光線 見える およそ380-780

より詳しい説明を知りたい方は、この記事の下で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

太陽の光は3つに分類できる!

太陽の光は、「紫外線」「可視光線」「赤外線」の3つに分類されます。「可視光線」とはその名の通り、人間が目で見ることができる光のことです。

そのため「可視光線」ではない「紫外線」と「赤外線」は、どちらも人間が目で見ることができない光という共通点があります。

太陽の光の分類 違い
1、紫外線 可視光線:目で見ることができない光
2、可視光線 可視光線:目で見ることができる光
3、赤外線 可視光線:目で見ることができない光

「紫外線」と「赤外線」の違いとは?

読み方

紫外線・・しがいせん 
赤外線・・せきがいせん

意味の違い

紫外線」と「赤外線」の違いは「波長の長さ」です。

  波長の長さの違い
紫外線 およそ10-400ナノメートル
赤外線 およそ700-1ミリメートル

「紫外線」「赤外線」と呼ばれる理由

紫外線」は、英語では「Ultra Violet rays(紫を超えた光線):略してUV」と呼ばれおり、日本でも可視光線の紫色の外に位置する光で「紫外線」と呼ばれます。

赤外線」は、英語では「Infra Red rays(赤以降の光線):略してIR」と呼ばれており、日本でも可視光線の赤色の外に位置する光で「赤外線」と呼ばれています。

紫外線 可視光線の紫色の外に位置する光
赤外線 可視光線の赤色の外に位置する光

「紫外線」と「赤外線」の特性の違い

  特性の違い
紫外線
  • 日焼けする
  • 殺菌作用
  • ビタミンDの生成を促す
赤外線
  • 熱を与える効果
  • ものを通り抜ける力が強い

可視光線はなぜ7色に分類されているの?

人間は、特定の波長を色として感じることができるとされています。

可視光線が7色に分類されているのは、人間が認識する色が波長の長さにより異なるからです。

  波長の長さの違い(ナノメートル)
380-450
450-485
水色 485-500
500-565
黄色 565-590
590-625
625-780

なぜ虹は7色に見えるの?

虹が7色に見えるのは、目で見ることができる太陽の光(可視光線)7色あるからです!

虹は、「太陽の光」が「雨の粒」を通り抜ける時にできるものです。本来、光はまっすぐに進みますが、水に入ると曲がる性質があります。

そして光の曲がる角度は波長により異なるため、7つの色がそれぞれ違う角度に曲がり、きれいに並んで見えると言われています。

波長が短いもの(青系)ほど曲がる角度が大きく長いもの(赤系)ほど曲がる角度は小さいそうです。

 

スポンサーリンク

サマリー

  • 紫外線」と「赤外線」の違いは、「波長の長さ
  • 太陽の光は、「紫外線」「赤外線」、そして「可視光線」の3つに分けることができる。それぞれの違いは「肉眼で見ることができる光かどうか」と、「波長の長さ
太陽の光の分類 違い:波長の長さ(ナノメートル)
紫外線 およそ10-400
赤外線 およそ700-1ミリメートル
太陽の光の分類 違い:肉眼で見ることができるかどうか 違い:波長の長さ(ナノメートル)
紫外線 見えない およそ10-400
赤外線 見えない およそ700-1ミリメートル
可視光線 見える およそ380-780

関連記事